子供の読解力の低下
大手予備校の現代文講師や、中学校や高校の国語教科書の編集に携わっている方に現代のこどもたちの国語力について聞いたところ、今学校で使われている新学習指導要領はかえって読解力を下げかねないと感じられています。
20年ほど前から国語読解力の低下が見え始め、スマホやSNSが普及したここ10年間で一気に加速したと感じているそうです。
この方が予備校で大学受験生を教えていた際のエピソードとして、国語力が弱い生徒は記述問題を白紙で出す傾向があり、ぼんやりと理解したつもりでいてもそれを文章化できないということがあったそうです。
経済協力開発機構が3年ごとに実施する学習到達度調査によると、2018年の日本は読解力15位でした。過去の結果は2000年8位、2003年14位、2006年15位、2009年8位、2012年4位、2015年8位です。今後プログラミング教育を組み込んだ結果も相まって読解力が向上していくことを期待しています。
様々な教育機関の存在
サービスが多岐に渡り教育機関も細分化し色々なものに対応するようになりました。
予備校というと用途が決まっているように思いますが、分野特化型の予備校も出てきました。そのうちの1つが看護学校への合格を狙って特化した予備校です。
年を取ると時間が短く感じられる!?
人間の体は24~25時間周期で変化しています。目が覚めるタイミングや眠くなる時間帯を決めている「体内時計」と呼ばれるものがあり、体の一か所にあるのではなく、体中ほぼすべての細胞内にあることが知られています。2017年のノーベル生理学・医学賞は、この体内時計を動かしている「時計遺伝子」を特定した3人の米国人研究者に贈られました。体中に散らばる時計遺伝子がそれぞれ違う時間のリズムを刻むと体内時計はくるってしまいます。そうならないよう、脳の「視交叉上核」という部位が司令塔となって体中に散らばる時計遺伝子をま一二一定のリズムを刻むよう調節し、体内を流れるたんぱく質を合成しています。身体の代謝が弱まると時計遺伝子の活動もよわくなり、その結果、物理的に流れる時間を短く感じます。年を取って代謝が弱まり、時計遺伝子が刻むリズムが遅くなると、時計を見たときに「もう1時間過ぎたのか」と短く感じるようになります。実際の時間と体で感じる時間にずれがしょうじてくるわけです。このことが年を取ると時間がたつのが早いと感じる要因に挙げられています。
空気を見える化
空気中の二酸化炭素濃度を計測できる機械があります。部屋に置き二酸化炭素濃度をリアルタイムに目にすることで、換気のタイミングを見極めることもできます。また、室内の二酸化炭素濃度の上昇は、集中力や学習効果を低下させることがわかっています。このため学習塾や小学校での導入も始まっています。
chat GPT教育現場に導入か
本格導入に向け、精度を上げるべくブラッシュアップが急ピッチで進められています。2024年度に正式リリースを目指しているという記事を目にしました。塾での導入で、学習データに基づいてchat GPTが出した結果を保護者との面談に先生が活用できるようにしていきたいということです。
今日は何の日?
本日は2024年1月31日ですが、過去の今日という日にどんな出来事があったのがご紹介したいと思います。1961年の今日という日にはアメリカで有人飛行を成功させるべく、先行してチンパンジーが乗せられ打ち上げられました。チンパンジーは訓練を受けており宇宙船内で任務を遂行したのち無事に地球へと帰還したそうです。その後人間を乗せた宇宙船が打ち上げられるようになったということです。偉大な功績を残しましたね。チンパンジーはその後動物園に引き取られ生涯を全うしたそうです。
廃材が紙として再生
とある工場で廃材として年間50tもの量が出ていたデニム生地を紙に再生させることに成功。名刺として生まれ変わらせる取り組みが行われています。1枚1枚手漉きで紙にしていく大変な作業です。この取り組みに触発され近くの木材加工工場でものこぎりで木を切る際に出るのこくずが大量であるため再生できないかと悩んでいた際、こちらも紙として再生することができました。
長寿の食事
専門家の研究結果で沖縄の大宜味村が長寿であることからその食事に注目され長寿との関連性があることがわかりました。食事内容もそうですが、食事に対する考え方もとても称賛されています。現代的な食が流入してしまっており、そうした場合には無効となってしまいますが、昔からの独自の食文化を続けていればその場におらずとも誰でも長寿の恩恵を受けることができるでしょう。